西インド、グジャラートに住むラバリの民が、冬の寒さから身を守るために織りあげられた羊毛ショール。(大判)
女性たちはこのWOOLを身にまとい生活しています。
Woolは質のいい海外産を用いることもあり、それをラジャスタン地方に運び、織られ、そしてそれを又グジャラートに運び絞り染め(茜色)されるという事も有り、とても手のかかる作業の上に作られています。
こちらの赤(akane)発色が砂漠の民を思い起こさせる、深いえんじ色、といった感じ。
土の色と茜が混ざり合い、何とも言えないあじのある色のに仕上がりました。
2枚のWOOLの布をひっつけたタイプの大判で、つなぎ目(ジョイント部分)が少し浮き上がる感じに縫われています。とても個性的でインパクトがあり、目を引くタイプ。
元来真っ黒に見える茜が混ざり合った色合いが多いので、とても珍しい色。
光の加減で全く違う表情を見せてくれます。
通常WOOLの質が少し堅めですが、風や砂除け、寒さ除けのために冬仕様に織られたウール、しっかり体を守ります。
使わない時期はお部屋のインテリアに使う布として活躍しそうです。
裾の刺繍の処理の仕方も見事なのと、後ろ側の綺麗な仕事にレベルの高さを垣間見ることができます。
サイズ:100 cm * 長さ 2 m 32 cm,刺繍幅 14.5cm
Wool
インド製